今井俊満

今井俊満

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1928年京都に生まれる。東京芸術大学油彩専攻で1年間派遣学生として学んだ後、1952年に渡仏。1953年にパリで最初の個展を開催しサム・フランシスやミシェル・タピエ、ジャン・デュビュッフェ、アンリ・ミショーなどアンフォルメルの主要メンバーとの交友が始まる。さらにこの運動を日本に紹介し、美術界にアンフォルメル旋風を起こし、関西の前衛美術団体「具体美術協会」とタピエらとの交流を促した。今井の作品は重厚なマチエールを繊細な線で覆う独自の非具象絵画を特徴とする。太陽や月を思わせる形態は重厚な絵具の中に溶解し、素材の物質感のみが強調されている。

 

Selected works

 

無題
1962
油彩、キャンバス
W550 × H460mm

 

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