Press: RANGE ROVER HOUSE by GQ
2024. 07. 29
ニッポンのための超特別なレンジローバーが凄い──ふたつの限定車に迫る!
さらに、「GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE」という銀座のギャラリーが、若手のアーティストの作品を持ち込んだ。これもかなりよかった。柏木崇吾の「ある閉ざされた『一瞬』のうちに」は、採取した石にコケを生やした作品。
「人間社会と自然の共生を探求するバイオアートの文脈で作られた作品」と、ギャラリーでは説明している。言うまでもなく、クルマ(レンジローバー)と人との、あらまほしき関係も連想させるのだった。
ベルリンにもアトリエを持つ手塚愛子の「閉じたり開いたり そして勇気について(拗れ)」は、ジャガード織りを使った作品で、今回のレンジローバーハウスの主題のように、江戸時代からの英国と日本の歴史を織り込みつつ、ちょっとコミカルな現代的モチーフをちりばめている。こちらも、今回のレンジローバーハウスの主題に即したコンセプチュアルな選択と感心。