
DELTA South
アーティスト
伊藤美緒 古川諒子 山口由葉 山下源輝
会期
2025年9月26日(金)~9月29日(月)
開廊時間
14:00 – 20:00
最終日11:00 – 17:00
会場
OVERGROUND (〒812-0017 福岡県福岡市博多区美野島1丁目17-5 寿ビル2F)
ギャラリー
CON_ (Tokyo) 、GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE (Tokyo) 、PARCEL (Tokyo) 、FINCH ARTS (Kyoto)、gallery Unfold (Kyoto) 、TEZUKAYAMA GALLERY (Osaka) 、GALLERY SOAP (Fukuoka) 、OVERGROUND (Fukuoka)
オープニングレセプション
2025年9月25日(土) 17:00 – 21:00
主催
DELTA
協力
OVERGROUND
デザイン
三重野龍
GALLERY HAYASHI + ART BRIDGEはこの度、「DELTA South」に参加いたします。本展では、伊藤美緒、古川諒子、山口由葉、山下源輝の作品を発表いたします。
DELTA South(デルタ サウス)は2025年9月26日-9月29日に福岡・博多のOVERGROUNDで開催されます。2020年に大阪で始まった若手ギャラリスト主体のアートフェア「DELTA」の新展開として、全国から集まるギャラリーによる展覧会形式の展示に加え、福岡拠点の若手作家の企画や来場者とアーティストが交流できるバー&カフェも併設し、既存のフェアとは異なるコミュニティと熱量が交差する場を目指します。
作家プロフィール
伊藤美緒、Soft Purple、2025
Oil on canvas、H275 × W220 mm
伊藤美緒
1995年鳥取県生まれ。2017年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。2019年武蔵野大学大学院修士課程油絵コース修了。作品制作と自然の時間の流れに親和性を感じ、自然が作り出す美しい情景のワンシーンに起こる偶然性と、描くストロークのバランスの偶然性をリンクさせて作品を制作する。GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE、CLEAR GALLERY TOKYO、児玉画廊、BLANKgallery(上海)などで展示を行う。
古川諒子、ホテルは陸地が見えなかった、2025
Acrylic on cotton、H410 × W318 mm
古川諒子
1994年兵庫県生まれ、2022年広島市立大学大学院芸術学研究科修了。言葉とイメージ、またテキストと絵画の関係、名前や語順といった言語の構造を主題に制作を行う。既存のマニュアルや教本などを素材とし、そこから抽出・再構成した言葉を起点に、絵画やインスタレーション、パッチワークキルト、映像、書籍を構築する。ダダや実験文学からの影響を受け、視覚と意味の関係に揺さぶりを与える作品を展開している。
山口由葉、犬の頭の形の雲、2025
Oil on canvas、H220 × W273 mm
山口由葉
1992年愛知県生まれ。名古屋造形大学大学院および東京藝術大学大学院修士課程修了。日常の光景や移動中の景色を記憶し、ドローイングとして描き出す。その記憶の断片をもとに絵具を選び、一筆一筆を重ねながら絵画空間を構成する。再現ではなく、思考と偶発性の蓄積によって成立する絵画を追求している。
山下源輝、for drawing and object、2025
Oil and charcoal on linen、H590 × W465 mm
1998年神奈川県生まれ。2022年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。日常の風景にある椅子や傘などのモチーフから生まれる色や形をもとに、平面と立体を行き来しながら制作する。素材との接触や環境の変化を取り込み、作品は「器」として一時の「溜まり」を観測する装置となる。