ムティアラ・リスワリ
1998年インドネシア、スマラン生まれ。2019年国立芸術院ジョグジャカルタ校ファインアート卒業。クリスチャンの中国人の父、ムスリムのインドネシア人の母という背景から彼女の作品は書や水墨画と言った東洋の造形伝統を色濃く感じさせると同時に、インドネシアが長年抱えてきた抑圧からの解放が読み取れる。現代美術史の一部であるインドネシア・ニュー・アート・ムーブメントが謡う「解放の美学」を、インドネシアではアートコレクティブが時代精神やその改革の実践としての役割を果たしてきたように、彼女は視覚芸術でそれを表現する。主な展示にEyes Wide Open’ White Space Art Asia, Singapore や”Offbeat” Yogya Art Lab by Gajah Galleryなどがあり、ASEAN collectionsにも収蔵される。
Selected works
Kisah Senja
2023
Acrylic, spray paint, pastel on canvas
W1000 × H1000mm
Embrace Ⅱ
2023
Acrylic, spray paint, pastel on canvas
W7200 × H720mm
Installation View